サプライチェーン攻撃とは

サプライチェーン攻撃の脅威

実際に起きたサプライチェーン攻撃の例を挙げると、今年(2017年)6月、ウクライナのソフトウェア企業であるMeDoc(ミードック)が提供する税務会計ソフトのアップデートデータが改竄され、多くの企業にマルウェアがばらまかれた。ベンダーが提供する正規のソフトウェアアップデートであり、ユーザーが疑う余地はなかった。

昨年発生したサプライチェーン攻撃としては、(無料ユーティリティソフトの)「CCleaner」のアップデート改竄も挙げられる。およそ200万台のPCに対して不正なアップデートが配信されたと推定されており、昨年起きた攻撃の中でも最大規模のものになる。

サプライチェーン攻撃の対策

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