なぜ自前で対策を行うより、通信事業者/ISPなどのDDoS攻撃対策サービスを活用したほうが良いかといえば、それはサーバーの手前で大規模なDDoS攻撃を止めようと考えても、前述の通り、その前に回線がパンクしてしまうためだ。また、仮に回線は大丈夫だったとしても、大規模なDDoS攻撃に対抗できるハードウェアを自前で用意するには多大なコストが必要になる。 ならばユーザー企業と比べてはるかに太いバックボーン回線と強力なDDoS対策装置を有する通信事業者/ISPに任したほうが明らかに賢明である。
参考:FWやIPSでは防げない「最新型DDoS攻撃」の傾向と対策