シングテルの法人顧客向けマルチアクセス エッジ コンピューティングが利用可能に

シングテルの法人顧客向けマルチアクセス エッジ コンピューティングが利用可能に

• シングテルのマルチアクセス エッジ コンピューティング(MEC)は、シンガポールで初めてのハイブリッドインフラを提供

• シングテルは統合セキュリティ企業のAETOSと提携し、MEC上にセキュリティを中心としたアプリケーションを展開

シンガポール、2021年9月30日 ― 低レイテンシを必要とするビジネスクリティカルな領域でのユースケースの展開を検討している企業が、シングテルのハイブリッド マルチアクセス エッジ コンピューティング(MEC)という選択肢を手に入れました。シングテルのMECインフラストラクチャは、ゲーム、シミュレーションによるトレーニング、リモートコラボレーションのための複合現実、高度なセキュリティや製造アプリケーションのためのビデオ分析、ロボティクス、自律誘導装置、車両、ドローンなどの低レイテンシのユースケースをサポートしています。

可能な限り多くのビジネスクリティカルなアプリケーションとの高い互換性を実現するために、シングテルはハイブリッドMECを構築し、シングテル独自のエッジ コンピューティング ソリューションに加え、Amazon Web Services OutpostとMicrosoft Azureのハイパー スケーラー ソリューションを提供しています。これは、企業が斬新なソリューションを迅速に開発し、展開できるよう、エッジですぐに使えるプラグアンドプレイのサービスが幅広く提供されることを意味します。さらに、ハイブリッドMECは、4Gと5Gの両方のネットワークで利用可能なため、企業は4Gですぐにトライアルや商業展開を行うことができ、5Gネットワークが国内で利用可能になった時点で5Gに移行することができます。シングテルは、企業向けにオンプレミス型のプライベートMECも提供しています。

デニス・ウォン5Gエンタープライズ&クラウド部門副社長は次のように述べています。「企業は自由に、ロールアウトにともなうレイテンシの最適化を気にすることなく、ビジネスに不可欠なユースケースを自信を持って容易に展開できるようになりました。これは、ドローンや自律走行車などのモバイル性の高いデバイスをビジネスに活用できたり、またはリッチなグラフィックスでラグのない没入型の超現実的なゲーム体験を提供できたりすることを意味します。このようなアプリケーションは重要な第一歩であり、これらの革新的なソリューションが相乗効果を発揮し、将来的には業界全体に展開され、適用されることを期待しています」

シングテルは昨年、クラウドゲーミングのUbitusや、GENIE(5G-in-a-boxx)開発でのEricssonなど、様々な企業と提携してトライアルを行い、高い成功率を収めています。これらのトライアルで、セキュリティ企業であるAETOSによる5Gネットワークの配備や、シングテルのMECによるセキュリティオペレーションなど、今後の商業展開への道筋がつけられました。監視ロボット、ドローン、セキュリティコマンドセンターでのビデオ分析など、AETOSが計画しているアプリケーションのいくつかは、シングテルの高スループット5Gネットワーク、MEC、およびネットワークスライシングを活用して、リアルタイムリモート監視と、状況認識や意思決定の強化のために低レイテンシを実現します。

AETOS ホールディングスのアルフレッド・フォックスCEOは次のように述べています。「私たちは、セキュリティ業界でいち早く、シングテルの5Gエッジ クラウド プラットフォームを活用し、統合ソリューション群を強化できることを嬉しく思います。この戦略的パートナーシップは、イノベーションを積極的に実現するという当社のコミットメントを示すものであり、私たちがお客様のために、よりスマートで持続可能なセキュリティの成果を達成するのに役立つでしょう。5Gを活用することは、私たちの変革の歩みに画期的な価値をもたらし、セキュリティ業界の変革に向けた取り組みを加速させることができると信じています」

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