このようにパソコンや、スマートフォンの利用者が増えれば増えるほど、パソコンやスマートフォンの使い方がよくわからない人、セキュリティに関する知識がない人、ものの分別がまだつかない人が利用することも増えてきます。
パソコンやスマートフォンの設定やセキュリティに対する意識も人によって千差万別で、必要な設定は自分で完璧に設定できる人、人に教えてもらってようやくインターネットでサイトが閲覧できる人など様々です。特に、これらのパソコンやスマートフォンの知識のない人やセキュリティ意識の低い人をターゲットにした犯罪が増えてきました。
このようなコンピューターネットワーク上で行われる犯罪のことを「サイバー犯罪」といいます。
具体的には、オンラインバンク上の他人の口座からお金を不正に引き出したり、インターネットオークションで自分が持ってない商品を出品し落札者から代金をだまし取ったり、掲示板に他人を誹謗中傷する書き込みをしたりと、様々なサイバー犯罪が日々新たに発生しております。
サイバー犯罪は、インターネットを利用する個人をターゲットとしたもの、インターネット上でビジネスやサービスを運用する企業をターゲットにするものなど、パソコン、スマートフォンなどからインターネットを利用する人々にとって、いつ自分が狙われるかもしれない身近で深刻な問題となってきました。