過去の事例
知名度の高い大学でも6週間にわたり、海外サーバーを経由して大学サーバーがサイバー攻撃を仕掛けられていました。その攻撃による被害として、不正アクセスにより7万人の個人情報を盗み出されてしまいました。
また、大学病院でも海外出張中に、現地でノートパソコンと業務用携帯電話の入った鞄が盗難被害に遭ったことで、盗難されたノートパソコンには患者の個人情報3,217件が、業務用携帯電話には同学の教職員情報約1,000件が保存されていた。これらの個人情報が外部に流出したことになります。
システム管理者の長期不在や家族旅行などで、いつもとは違う状況になり、ウイルス感染や不正アクセス等の被害が発生した場合に対処が遅れてしまったり、SNSへの書き込み内容から思わぬ被害が発生したり、場合によっては関係者への被害が生じる危険性もあります。このような事態とならないように、前もってやっておくべき対策について考えてみましょう。