シングテルが統合型サービススイートを発売、企業のデジタルインフラ変革を推進

Singtel CUBΣはネットワークサービスのシームレスなオーケストレーションと管理の簡素化を実現し、効率性を高めます。

FacebookTwitterLinkedIn
シングテルが統合型サービススイートを発売、企業のデジタルインフラ変革を推進

シングテルはネットワークソリューションとサービスの統合型スイートであるSingtel CUBΣの発売を発表しました。これにより、企業はデジタルネットワークインフラを最新化し、よりスマートに、効率的に、そしてコスト効率良く作業できるようになります。Singtel CUBΣはNetwork-as-a-Service(NaaS)の手法を採用し、企業が求めるサービスやマルチベンダーとの契約・管理を容易にするだけでなく、ネットワーク使用状況、ワークロードパフォーマンス、持続可能性指標について、シングルサインオンのデジタルポータルから把握することができます。さらに、企業はユーザーエクスペリエンスのプロアクティブ監視、インシデント対応の自動化、人工知能(AI)主導の予測分析などの機能を利用し、インシデント対応を迅速化できます。

Singtel CUBΣにより、お客様は自社のネットワークサービスにシームレスにアクセスでき、単一のタッチポイントからサービスを見直し、わずか数分で迅速かつ大幅にスケールアップできます。企業が、より強固で効果的なデジタルインフラを実現するためにさらなる柔軟性、可視性、統合性を求める中で、企業のネットワーキングに対するこのNaaSアプローチは、将来のイノベーションの機会に向けて確かな基礎を築くでしょう

リム・セン・コン
エンタープライズ部門 専務取締役
シングテル

シングテル・、エンタープライズ部門、専務取締役のリム・セン・コン氏は次のように話します。「企業にとって、デジタルインフラの柔軟性と俊敏性は必須です。デジタルトランスフォーメーションに着手する企業が増えるにつれて、エッジツークラウドのコネクティビティサービスの管理とオーケストレーションを容易にする、適切に設計された統合ソリューションのニーズが高まっています。Singtel CUBΣにより、お客様は業界最高クラスのソリューションとプロバイダーからなるエコシステムにシームレスにアクセスでき、単一のタッチポイントから自社のネットワークサービスを見直し、わずか数分で迅速かつ大幅にスケールアップできます。企業がさらに強固で効果的なデジタルインフラの構築を目指す中、企業のネットワーキングに対するこのNaaSアプローチは、将来のイノベーションの機会に向けて確かな基礎を築くでしょう」

NaaSに関するIDCの報告によると、デジタルビジネスを効率的かつ効果的に運営するために必要なサポートシステムを提供することでビジネス目標を達成するためには、デジタルインフラが重要または必須であると、世界の意思決定者の80%が認識しています[1]。また、企業が新しいデジタル経済に適応するためにスキルギャップを埋め、テクノロジーの導入を計画する中で、テクノロジーとパートナーをうまく活用すれば、最大15%の運用コストを削減できるとも述べています。

IDC Asia/Pacific、遠隔通信部門の主任研究員であるニキル・バトラ氏は次のように話します。「さまざまな産業の企業とともに実施した研究や徹底的な変革に基づき、利用ベースのNaaSとプラットフォームベースのSoftware-Defined Network(SDN)サービスはデジタルトランスフォーメーションに欠かせないと、私たちは考えています。シングテルは、2023年度アジア太平洋地域通信事業者・セキュア仮想ネットワークサービスのIDC MarketScapeで《リーダー》カテゴリーに位置づけられ、Singtel CUBΣの発売によって、進化し続ける企業ニーズに対応する適応性とコミットメントを実証しています」

サービスのシームレスなオーケストレーションと管理を実現

Singtel CUBΣにより、企業はクラウドベースのネットワークソリューション、Liquid XTM、SD-WAN、マルチベンダーエコシステムを含むマネージドネットワークサービスなど、各種サービスの調整とスケーリングを単一のポータルからコントロールできます。このNaaSモデルは利用ベースによるオンデマンドの価格設定のため、企業は事前の設備投資コストを削減でき、必要な分だけ支払うことで、効率化とコスト削減につながります。

ポータルの操作しやすく直観的なユーザーインターフェースにより、企業はサービスを可視化し、契約している全サービスを把握できます。さらに、セルフサービスツールや一元管理機能にもアクセスでき、仮想化ネットワークを導入しやすくなります。AI、自動化、予測分析を使用して、マルチドメインの管理を容易にする反復可能なワークフローを作成し、インシデント発生時には迅速な障害検出、分離、サービス復旧を実現します。

効率的なデジタルインフラを目指して―シングテルのお客様の声

スルバナジュロン社は、持続可能で暮らしやすい空間創出のための高度なソリューション提供に注力しており、Singtel CUBΣで提供されるような新たなテクノロジーの採用を必要としています。

スルバナジュロン社、ITグループ、インフラストラクチャ&オフィスシステム部門の部長、ガレス・パックウッド氏は次のように話します。「スルバナジュロンが請け負うどのプロジェクトにとっても、クライアントによりよい結果をもたらすためにデジタルテクノロジーは基本です。シングテルのグローバルインターネットとマネージドSD-WANサービスによって、デジタルインフラを強化し、スマートシティという当社の目標や夢を実現することができます。Singtel CUBΣは企業のデジタルトランスフォーメーションを推進し、デジタルエコノミーにおける企業のさらなる成長を支援できると信じています」

詳細については、Singtel CUBΣウェブサイトにアクセスしてください。

 

1IDC report - Network as a Service: Unlocking the full potential of your digital infrastructure

2IDC報告書―Network as a Service:企業のデジタルインフラストラクチャの可能性を最大限に引き出す

 

Singtel CUBΣの概要

 

関連記事

サイバーセキュリティで AI から企業機密を保護するShare
Apr 2025 | -
サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティで AI から企業機密を保護する
このブログでは、AI を悪用した不正侵入から企業資産を守るために、Singtel が提供するサイバーセキュリティソリューションをご紹介します。さらに、プライベートな会話を高度に暗号化することで、いかに従業員の機密性を確保するかについても取り上げます。
従来の防御の先へ:サイバーセキュリティの再考Share
Dec 2024 | -
サイバーセキュリティ
従来の防御の先へ:サイバーセキュリティの再考
企業がデジタルトランスフォーメーション (DX) を加速させるにつれ、サイバー攻撃の巧妙さも増しています。このような脅威と戦うために、企業は先進的なサイバーセキュリティのイノベーションを模索する必要があります。ここでは、通信事業者のデータがそれにどのように役立つかをご紹介します。
MSS とサイバー攻撃からの復旧Share
Oct 2024 | -
サイバーセキュリティ, Japanese, Japan
MSS とサイバー攻撃からの復旧
ソフトウェアのエラーにより発生した大規模な IT 障害の結果として、グローバル企業の脆弱性が露呈しています。では、サイバー攻撃により同様なインシデントが発生した場合、企業は何をすべきでしょうか?最初にすべきなのは、問題の存在を認識することです。以下に、マネージドセキュリティサービス (MSS) がどのように役立つかをご紹介します。